日本語訳:
「一番高い利息が得られる投資、それは知識への投資である。」〜ベンジャミン・フランクリン
英会話学校に通ったり、TOEIC対策教材で独学したり、テレビやラジオの講座もやったけど、なかなか効果がでなかった経験をした方は多いのはないでしょうか。なぜ効果が出なかったのでしょうか?。
何らかの理由で「続かなかった」、「講師や教材が自分と合わなかった」、「自分のレベルに合ってなかった」など、色々な理由が思い浮かぶと思いますが、理由はたった一つです。「英語の学習方法を知らないから」。
英語講師(トレーナー)の重要な役割は、「英語」を教えることより、「英語の効率的な学習方法」を教えることです。
語源を学習することは、脳科学的見地からも、大人が英単語を習得するうえで非常に効率的な方法だと言われています。なぜなら、語源学習のように、ものごとを関連づけて覚えると、記憶が強くなるからです。また、大人の脳が得意とする、理解して理屈を覚えることになるからです。
しかしながら、語源の世界は非常に奥深いため、あまりこだわり過ぎるとかえって学習が非効率になりかねません。英単語の語源まとめサイト「英語の語源 by ETN」では、「これくらいは知っておいてほしい!」という語源をご紹介しています。
以前、本書の内容の説明とコメントを掲載しましたが、今回は具体的なおすすめ使い方をご紹介したいと思います。ご参考になれば幸いです。
おすすめ英語教材まとめサイトはこちら。
「お前自身の内なる声を、雑音のような他人の意見にかき消されるな。最も重要なことは、お前自身の心と直感に従う勇気を持つことだ。それらは、お前が本当に何になりたいかを既に知っている。それ以外のことは重要ではない。」 〜スティーブ・ジョブズ
臨界期(6〜12歳と諸説ある)前の子どもの言語習得は無意識に「習得」する場合が大半だが、大人の第二言語習得はかなり意識的に「学習」する必要があると第二言語習得研究でいわれています。
知識は、最初は意識的に学習され、何度も行動を繰り返すうちに注意を払わなくても無意識的にできるようになります。これを第二言語習得研究では「自動化」といい、大人の言語習得には欠かせないプロセスといわれています。
例えば、車の運転では、最初のうちはキーを入れるところから一つひとつゆっくり順番を考えながら、個々の動作にかなり注意を払わなければなりませんが、慣れてくると自動的にできるようになります。大人になってからの第二言語習得も同様です。