仕事で使える英語を習得するには、自分の言いたいことを自由に表現できるように、語彙・文法・発音と基礎から学習し、それらの組み合わせで無限に文を作れるようにならなければなりません。
それに加えて、ビジネスで良く使われる表現を覚えることも効率的です。ビジネスで使用される表現の三分の一から半分くらいは、定型表現が占めるという統計もあるからです。今回は、その定型表現を効率的に覚えるための教材として、Business Vocabulary in Use を紹介します。(2017年1月11日更新)
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「Business Vocabulary in Use」[Cambridge University Press]
¥3,600程度(実勢価格)CD付属
「Elementary to Pre-intermediate」「Intermediate」「Advanced」の3レベル
本書の内容は以下の通りです。
- Business Vocabulary in Use will help learners of business English to improve their business vocabulary and to learn the language needed for important business communication skills. Each of two-page units looking at the vocabulary for different business subjects, or focusing on the language of business skills, for example in emails and meetings.
- This book uses Cambridge International Corpus (Cambridge Learner Corpus is included).
- CD-ROM includes an audio file for every key word and expression in the book, with its pronunciation and an example sentence.
ネイティブとの練習用にGood!
ビジネスの様々な状況でよく使用される語彙や表現を学習するにはよいテキストです。独学にも使用可能なテキストですが、実際のコミュニケーションでは単語の発音やストレス、イントネーションやリズムが重要になるので、ネイティブと練習する方がよいでしょう。
付属のCDは使いづらい・・・
付属のCD-ROMには、ユニット毎に、出てくるVocabularyがアルファベット順に並んでおり、そのVocabularyを使用した例文の音声が録音されています。しかしながら、テキストと連動していないので使いづらくなっています。復習としてランダムに聞いて確認するくらいでしょうか。簡単な問題も含まれています。
繰り返しアウトプットして自動化しましょう!
「Elementary to Pre-intermediate」は、非常に基本的な語彙や表現が中心なので簡単に理解はできるはずですが、このテキストはそれらを使えるようにすることが目標です。繰り返し口に出して言うことで無意識的に使えるように自動化させることが重要です。
「Intermediate」も基本的な語彙や表現が中心ですが、使えるようにすることが目標とすると最低でもTOEIC600点以上取得していないと厳しいでしょう。
「Business Vocabulary in Use」を使用した英会話自主トレーニング方法は「英会話ETNトレーニング法」で。ETNで行われているトレーニングプログラムを公開しています。(2017年1月10日追記)
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