月別アーカイブ: 2014年2月

オンラインを含む英会話スクールだけでは無理な5つの理由

今回から数回に渡って、ビジネスパーソンの一般的な学習方法の何がダメなのかについて、今までご紹介した第二言語習得研究と脳科学研究の入門的知識から解明していきたいと思います。今回は、オンラインを含む英会話スクールです。なぜ英会話スクールだけでは無理なのでしょうか?

理由 ①:オンラインを含む英会話スクールではボトムアップ・アプローチを無視してトップダウン・アプローチのみ。

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英語学習では「理解」→「記憶」→「自動化」が重要!

非常に重要なので繰り返しますが、「理解」し「記憶」したことを「自動化」することが大人が英語を習得する最も効率的な学習プロセスです。

前回は「理解」→「記憶」のところを、脳科学研究の基本的な知識をご紹介しながら説明しました。今回は「自動化」についてです。これは理解して覚えた知識を自動的(無意識的)に使える様にすることです。実はこれについても過去に何度かご紹介してきましたのでここでは「まとめ」として簡単に説明します。詳しくはこちらをご参照ください。

語彙や文法の知識を無意識的に使える様にするには、その記憶を「手続き記憶」化する必要がある。

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科学的に最も効率的な英語習得方法はこちら!

第二言語習得研究と脳科学研究から導き出された、大人が英語を習得するための最も効率的なプロセスは、「理解」し「記憶」したことを「自動化」することです。

臨界期(6〜12歳と諸説あります)前の子どもは、無意識的に言語を習得します。一方で大人は、理解して、その理屈を覚え、その学習した知識を何度も繰り返すことによって注意を払わなくても無意識的にできるように「自動化」する必要があります。このプロセスが大人の言語の習得には欠かせないというのが第二言語習得研究の一つの有力な立場です。この学習プロセスは、脳科学研究の立場からも効率的であることがわかっています。

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英語は半分くらいが定型表現!?

英語を習得する最も効率的な方法は、単語や文法、発音を基礎から学習し、流暢さを向上させていくこと(ボトムアップ・アプローチ)をメインとし、あくまで補足として、(ビジネスの)様々な状況でよく使われる定型表現の習得(トップダウン・アプローチ)を進めるという両方からアプローチすることです。これは第二言語習得研究から指摘されている事です。

ボトムアップがどれくらい重要かについては前回ご紹介しました。今回はなんで定型表現を覚える必要があるのかについてご紹介したいと思います。

英語の日常会話やビジネス英語の半分くらいは定型表現!?

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英語が「ペラペラ」ってどういう人のこと?

一般的な英会話スクールや書店で売っている英語の教材の中には、よく使われる表現(定型表現)を丸暗記することだけに注力させ、それだけで「ペラペラ」になれると吹聴しているものが多くないですか?「このフレーズだけ覚えておけば大丈夫」「聞き流すだけでペラペラ」。みたいな。

「ペラペラ」とは、自分の言いたいことを自由に表現できるようになること。定型表現を覚えるだけでは「ペラペラ」にはなれないし、仕事では使えません。

定型表現を覚えるだけで「ペラペラ」になれるでしょうか?「ペラペラ」とは、自分の意見とその根拠を自由に表現できることですよね。ビジネスで想定される状況は無限にあります。その無限の状況で想定される話題についての自分の意見とその根拠を表現するフレーズを全て覚えるには一生あっても無理です。 続きを読む

生で聞かないと正確な発音を習得できない!?

今回は、なんと!実際の人間が目の前で発音したものを生で聞かないと、正確な発音を聞き分ける能力が発達しないという、アメリカで実際に行われた実験の結果です!正確な発音を聞き分けることができなければ、正確な発音をすることなんて無理です。つまり生で聞かないと正確な発音を習得することは無理だということですよね!

ビデオで発音を教えてたら全く身に付かなかった!生後九ヶ月の子ども。

生後九ヶ月の英語習得中のアメリカ人の子どもに、合計五時間中国語を聞かせる実験をしたそうです。その結果、生身の人間が目の前で実際に話して聞かせた子どもは、英語にはない中国語の音声を聞き分ける能力が身についたということを示したのですが、生ではなくビデオで聞かせた子どもは全く身につかなかったそうです!

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