月別アーカイブ: 2014年10月

第二言語習得研究から見た多読の効果とは!?

第二言語習得研究から見た多読

多読は英語の習得に非常に効果的だと言うことを否定する研究者はいないと言われています。関西大学大学院教授(心理言語学・応用言語学)の門田修平氏は、「知らない単語・語句、文法・構文が本全体の2〜3%程度含まれた本を多読することは、前後のコンテキストをもとにした類推により、新たな単語や構文・文法に関する知識を習得する効果も期待できる」と指摘しています。

簡単な文章を多く読む多読に加えて、難しい語彙や文法が含まれた文章を完璧に理解しながら読む「精読」も重要だと言われています。両方バランスよく行ないましょう。

「多読」と「ナロー・リーディング」

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先ずは「外国語学習の科学」で効率的な英語学習方法を理解!

今回の「お薦め教材」は教材ではなく、効率的な英語学習方法のヒントが多く含まれている、米ピッツバーグ大学言語学科教授の白井氏の新書「外国語学習の科学」を紹介したいと思います。

私が主宰しております English Tutors Network も、効率的に英語を習得するための多くの事をこの本から学ばさせて頂きました。あなたのその学習方法で本当にいいのでしょうか?これから真剣に英語を習得したいとお考えの方必読の一冊です!(2017年1月18日更新)

おすすめ英語教材まとめサイトこちら

「外国語学習の科学」白井恭弘(著)[岩波新書]¥700+税

外国語学習の科学 

本書の内容は以下の通りです。

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言語学の専門家が推奨する英単語の覚え方とは!?

英単語を効率よく覚えるにはどうしたらよいのでしょうか?第二言語習得研究の2人の専門家のお薦めの方法をご紹介しましょう。

英単語は文脈の中で覚えなさい!

米ピッツバーグ大学の白井教授(言語学)は、単語を文脈の中で覚えるようにすることは、他の知っている単語や、その文章全体の内容などと関連づけることにもなるので、非常に有効な方法であると指摘しています。

また、文脈のなかで覚えるもう一つの効用は、単語そのものの意味以外の情報、たとえばコロケーション(前後にどんな単語がくるか)とか、文法情報とかも同時に関連づけて覚えられるということだといっています。

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語根「ped」=「foot(足)」を覚えろ!

語源を学習することは、脳科学的見地からも、大人が英単語を習得するうえで非常に効率的な方法だと言われています。なぜなら、語源学習のように、ものごとを関連づけて覚えると、記憶が強くなるからです。また、大人の脳が得意とする、理解して理屈を覚えることになるからです。

しかしながら、語源の世界は非常に奥深いため、あまりこだわり過ぎるとかえって学習が非効率になりかねません。英単語の語源まとめサイト「英語の語源 by ETN」では、「これくらいは知っておいてほしい!」という語源をご紹介しています。(2017年1月16日更新)

今回は語根「ped」です。

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英語習得に最適な睡眠方法とは?

学生時代には、よく試験前に一夜漬けで勉強しました。でもそのように勉強したことはすぐ忘れてしまいます。この事は脳科学研究から理由も分かっています。どの様にしたら効率的に記憶できるのか?カギは睡眠の方法にあります!

 効率よく英語を習得するには6時間以上の睡眠が必須!

現在の脳科学の見解によれば、夢は脳の情報を整え、記憶を強化するために必須な過程であるとされています。米国の精神医学者のスティックゴールドは2000年の認知神経科学雑誌に、何か新しい知識や技法を身につけるためには、覚えたその日に6時間以上眠ることが欠かせないという研究結果を発表しました。一睡もせずに詰め込んだ記憶は、側頭葉に刻み込まれることなく数日のうちに消えてしまいます。睡眠中の脳の働きをうまく活用することが、効率的に英語を習得することにもつながります。

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