オンラインを含む英会話スクールの活用方法

前回はオンラインを含む英会話スクールだけをずっと続けても、到底使える英語は身に付かない理由を、第二言語習得研究と脳科学研究の入門的な知識からひも解きました。では、英会話スクールを活用しながら英語を習得するにはどのようにしたら良いのでしょうか?

対策 ①:自主学習でボトムアップ・アプローチ

重要なので繰り返しますが、英語の習得にはボトムアップ・アプローチが基本であり必須です。これは第二言語習得研究での有力な立場であると同時に、脳科学入門からもその重要性を裏付けることは可能です。

東京大学大学院薬学系研究科の准教授である池谷裕二氏は、「学習の手順をきちんと踏めば、より早く覚えられるという脳の性質も重要。学習手順には慎重に気を配った方が賢明。」と指摘しています。「いきなり高度なことに手を出すよりも、基礎を身につけてから少しずつ難易度を上げていった方が、結果的には早く習得できる。」といいます。基礎的な語彙や文法項目の学習をせずに、難しいこと、語彙も文法構造も理解せずに例文を丸暗記していく方法がいかに非効率かということが脳科学入門からも理解できると思います。

対策 ②:英会話スクールで習ったことを自主学習で繰り返しアウトプットすることで記憶と自動化を促すこと

「記憶」と「自動化」には繰り返しが必要です。せっかく英会話スクールで習ったのですから、自分のものにするために、自主学習で繰り返して自動化させましょう。その際は、インプット(読む・聞く)を繰り返すよりも、習った事を繰り返しアウトプット(話す・書く)する方が、脳に定着しやすいことも以前紹介しましたよね。但し、基礎力がないうちから(インプットを十分にしないうちから)、無理矢理英語で話そうとしないこと。

対策 ③:自主学習を毎日続ける事

1回1時間のレッスンを週2回受けても年間で100時間程度です。年間100時間では、どんなに効率的に学習しても使える英語を身につけるには相当な年数がかかります。脳科学からは、1日6時間学習するより、1日2時間3日に分けて学習した方が効率的だということも以前紹介しました。少しづつでも毎日、ボトムアップとトップダウン、インプットとアウトプットを意識して学習しましょう。

対策 ④:オンライン英会話の場合は、上記に加えてネイティブ・スピーカーと直接会話する機会を確保しましょう

日本語には無い英語の発音を正確に理解し、かつ発音できるようにするには、やはり目の前で発音してもらって、口元(唇・舌・喉など)の動きを真似ながら練習する以外に効率的な方法はないと思いませんか?

次回は引き続き英語を習得できない理由について、一般的な英語学習方法を第二言語習得研究と脳科学研究の入門知識で見ていきたいと思います。

 

英会話ETNトレーニング法」をオープンしました。ETNで行われているトレーニングプログラムを公開しています。英会話は自主トレで上達します。(2016年12月15日追記)

English Tutors Network は、ボトムアップとトップダウン、インプットとアウトプット、レッスンと自主学習、ネイティブTutorと日本人Tutorなどのバランスを考慮した、効率的に英語を習得できるカリキュラムを提供しています。

www.etn.co.jp 

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>