語源を学習することは、脳科学的見地からも、大人が英単語を習得するうえで非常に効率的な方法だと言われています。なぜなら、語源学習のように、ものごとを関連づけて覚えると、記憶が強くなるからです。また、大人の脳が得意とする、理解して理屈を覚えることになるからです。
しかしながら、語源の世界は非常に奥深いため、あまりこだわり過ぎるとかえって学習が非効率になりかねません。英単語の語源まとめサイト「英語の語源 by ETN」では、「これくらいは知っておいてほしい!」という語源をご紹介しています。
今回は語根「fuse」です。
語根「fuse」の意味は「pour (注ぐ)」と覚えましょう。
fuse /fjúːz/ [注げる]
(動) 溶ける (名) ヒューズ
⇨ fusion /fjúːʒən/ (名) 溶解
confuse /kənfjúːz/ [con- = com- (接頭) = together]
(一緒に注ぐ) → (動) 混乱させる
⇨ confusion /kənfjúːʒən/ (名) 混乱
⇨ confused /kənfjúːzd/ (形) 混乱した
⇨ confusing /kənfjúːziŋ/ (形) 混乱させるような
diffuse /difjúːz/ (dif- = dis-) [fuse (語根) = pour (注ぐ) ]
(離れて注ぐ) → (動) 拡散する
infuse /infjúːz/ [in- (接頭) = in = into]
(中に注ぐ) → (動) 注入する
⇨ infusion /infjúːʒən/ (名) 注入
refuse /rifjúːz/ [re- (接頭) = back]
(注ぎ戻す) → (動) 拒絶する
⇨ refusal /rifjúːzl/ (名) 拒絶
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