本当に英語を習得したければ一定期間集中しろ!?

多くのことを「記憶」し「自動化」するには集中的に繰り返すことが必要

英語を習得するには多くのことを記憶する必要があります。そして、記憶したものを無意識的に使えるように「自動化」する必要があります。人間の脳は、「記憶」にも「自動化」にも「繰り返し」を要求することは既に説明しました(詳しくはこちらで)。

脳内の記憶をつかさどる「海馬」は、長くて1ヶ月程度しか記憶を保管しないので、1ヶ月以内に覚えたい情報を何度か繰り返し海馬に送信する必要があります。そうすると海馬はその情報を必要な情報と判断し、情報の貯蔵庫である側頭葉に保存します(詳しくはこちらで)。多くのことを記憶するには、短期間で集中して繰り返す必要があるということです。

また、側頭葉に保存されたエピソード記憶を手続き記憶化(「自動化」)するにも、何度も繰り返す必要があります。手続き記憶化されれば、そう簡単には忘れなくなります(詳しくはこちらで)。子どもの頃に自転車の乗り方を教わって、それから何十年も自転車に乗らなくても乗り方は覚えているものです。この手続き記憶化も、情報が側頭葉に送られてから直ぐに、そして集中的に行った方が効率的です。

語学はロケットを打ち上げることを同じ!

東京外国語大学の名誉教授であった千野栄一氏は、外国語を習得しようと決心し、具体的に習得に向かってスタートしたときは、まずはがむしゃらに進む必要がある。「これは人工衛星を軌道に乗せるまでロケットの推進力が必要なのと同じで、一度軌道に乗りさえすれば、あとは定期的に限られた時間を割けばいい。」[1]といっています。

英語を習得するには、一定期間集中して学習する時期が必要ということです。

次回は、TOEICの点数についてです。また読んで頂けると嬉しいです。

 

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[1] 千野栄一(1986)「外国語上達法」

 


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