日本人の英語の発音が通じない理由 #2

英語を話しても、発音のせいでネイティブに通じないことがよくありませんか?私自身の経験では、バニラアイスの「vanilla」がどうしても通じないで困った経験があります。アイスを買う時に「ヴァニラ」といっても通じないんです。ちゃんと下唇を噛んでも・・・。ストレスの場所が違っていたため通じなかったみたいですが、それでもアイスを買うんだからだいたいわかるだろう。。。と、こちらは思ってしまうのですが、やっぱり通じないんです。なぜか?

日本語は同じ発音で違う意味を表す語彙が非常に多いので聞き手の想像力が重要

日本語は発音数が少ないということは前回指摘しましたが、そのため日本語は同じ発音を使って違う意味を表す必要があり、実際そのような語彙が非常に多いといわれています。例えば、「かこう」と発音する単語は日本語にはたくさんありますよね。「河口」「火口」「加工」「下降」「囲う」「河港」などまだまだあります。

つまり日本語の場合は、「話し手」の意図することを正確に理解するために、「聞き手」の想像力が重要になってくると言われています。「かこう」の例でいうと、「話し手」がどの「かこう」のことをいっているのか、「聞き手」が想像しながら聞かなければならず、日本人はその能力も発達しているそうです[1]。上の「vanilla」の場合も日本人の私は、「多少ストレスの場所が間違っていてもそれくらい理解しろよ!」と思ってしまうのですが、どうやら英語ネイティブは事情が違うようなのです。

英語は発音数が多いため、聞き手は発音を正確に聞き取る必要があり、話し手は正確に発音する必要がある。

英語は、日本語よりも発音数が多いので、同じ発音で違う意味を表す必要がなく、実際そのような語彙は日本語と比べても圧倒的に少ないそうです。だから英語の「聞き手」は、日本人の様に想像する必要がありません。なので想像する能力も発達していないということです。だから私の変な発音の「vanilla」を聞いた店員は理解できなかったのです。

一方で英語は発音数が多いため、「聞き手」は「話し手」が何を言っているのかを理解するために、「話し手」の発音を正確に聞き取る必要があります。「聞き手」は想像する能力は発達していないかわりに、正確に発音を聞き取る能力が発達しているということです。従って英語で理解してもらうためには、「話し手」は正確な発音が必要になるということです。

日本人は正確に発音できないし、英語の聞き手は想像する能力がないので通じない。

しかしながら、日本人にとって、日本語にない発音が多い英語を正確に発音することは非常に難しいですよね。一方で聞き手は何を言おうとしているのかを想像してくれません(想像する能力がありません)。だから日本人の英語は通じないといわれています。解決策はまた今度。

次回は日本人にとって最も重要なこと!なんでしょう?!「自動化」です!

 

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[1] 池谷裕二(2008)「怖いくらい通じるカタカナ英語の法則」

 


日本人の英語の発音が通じない理由 #2」への4件のフィードバック

  1. eiko

    英語の発音は難しいですね。
    バニラはどう発音すれば通じるのでしょう?
    教わっても実践できそうにないですけどねぇ。
    英語の発音はほんとに難しいです。

    また来ますね。
    応援。、

    返信
    1. koichi oyanagi 投稿作成者

      バニラは、/v?níl?/で、ストレス(アクセント)を「二」に置けば、まず通じると思います。応援ありがとうございます。また来てください。

      返信
  2. おこめ

    ワタシはジャスミンティーとネイティブに言ったら、
    just mint teaって何?
    と聞かれたことがあります^^;
    カタカナ英語はたまに迷惑な事がありますね。

    返信

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