英会話に絶対に必要な3つの能力とは?

さて、今回から数回に渡って、第二言語習得研究から効率的に英語を学習する秘訣をご紹介したいと思います。まずは、英語で会話ができるようになるために必要な能力についてです。英会話ができるようになるにはどのような能力を身につけなければならないのでしょうか?

英会話には「言語能力」「談話能力」「社会言語能力」の3つの能力が必要。

第二言語習得研究では、この3つの能力を合わせて「コミュニケーション能力」と呼ぶそうです。ではそれぞれ見てみましょうか。

「言語能力」は、「単語」の知識とその単語をどう組み合わせて使うかという「文法」、そしてその言語の音の体系、つまり「発音」の仕方の3つの知識です。基本中の基本ですね。「単語」「文法」「発音」の3つを知らなければ何も始まらないということです。

「談話能力」は、対話として正しく自然な文章で会話できる能力だそうです。一文を作る能力があったとしても、それをうまくつなげて会話にする能力がなければだめということです。

最後に「社会言語能力」は、社会的に適切な言語を使う能力です。例えば、目上の人をファーストネーム(名)で呼び捨てにするのは英語圏では許されますが、日本(語圏)では許されないというような知識のことです。これについてはまた後で詳しく紹介しますね。

「言語能力」と「社会言語能力」は理解しやすいですが、「談話能力」ってなんだかわからないですよね。なのでもうちょっと調べてみました。

「談話能力」とは語彙・文法・発音・社会言語要素の知識を流暢に使える能力

下のグラフは、アメリカの言語学者のヒッグスが1982年に発表した、言語学の世界では有名な「ヒッグス・グラフ」だそうです。このグラフは、第二言語を学習する際の主な学習項目が、Vocabulary(語彙力)、Grammar(文法の知識)、Pronunciation(発音)、Fluency(流暢さ)、Sociolinguistic(社会言語能力)の5つあること、そして学習レベルによって、それぞれの学習項目の重要度が変化することを示しています。

ヒッグスグラフ

あれ?上で説明した「言語能力」は「語彙力」「文法の知識」と「発音」ですよね。「社会言語能力」は上と同じ。あと残った「流暢さ」が上でいう「談話能力」なんですかね?だとすると理解しやすいと思いませんか?なのでこのブログでは、「談話能力」は「単語」「文法」「発音」「社会言語要素」の知識を流暢に使う能力ということで話しを進めることにします。

次回からはそれぞれの能力の効率的な伸ばし方について紹介します。

 

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