瞬間英作文の練習は無駄?!

皆さん、瞬間英作文って聞いたことありますか?英語習得に有効だと一部で言われている学習方法です。今回はこの瞬間英作文の効果についてご紹介したいと思います。

瞬間英作文って何?

先ず、瞬間英作文というのは、書いてある、もしくは聞いた日本語の短めの文章を、瞬間的に英語にする訓練です。なんか良さそうな練習ですよね。確かに、この練習を繰り返すことにより、下記の表の、⑤ 適切な単語を選ぶこと、 ⑥ 構文・文法に沿って組み立てること、⑧ 適切な発音・イントネーションを選び発話することの自動化を促進します。つまり話すことの流暢さを「ある程度」向上させることができると思います。

でもちょっと待ってください。確かに、英語で会話中、発言する時に、先ずは日本語で考えてから、それを英語に変換する作業を頭の中でやるとしたら、この訓練は非常に有効な方法だと思います。でも、そんなことをいちいちやっていたら、スムーズに会話できないですよね?

自動化させる脳内の処理

瞬間英作文の訓練は会話の練習にはならない!

英語で流暢に会話するには、英語を英語のまま理解して、英語で考えて英語で話す必要があります。聞いた英語をわざわざ日本語に訳したり、言いたいことを日本語で考えてからそれを英語に訳して発言していたら、時間が掛かりすぎて会話は成り立ちません。つまり、瞬間英作文の練習は会話の練習にはなり得ないということにならないでしょうか?

そればかりか、この練習を続けていると、英語で発言する際、まず日本語で考え、それを英語に置き換える処理をする癖がついてしまう恐れがあるので注意が必要です。

瞬間英作文は通訳や翻訳を職業としたい人向けの訓練

確かに瞬間英作文は、日本文を瞬時に英文に変換する能力は向上します。でも、そのような能力を必要をする人はある特定の職業の人ではないでしょうか?

我々が英語を学習する理由は、ほとんどの場合、英語でコミュニケーションを取れる様にするためではないでしょうか。英語でスムーズにコミュニケーションを取るためには、日本語→英語、英語→日本語の作業は必要ありません。(中学・高校の英語の授業では、この「訳す」ことがメインの目的になっています。これが日本の英語教育の元凶です!)

もし、あなたが通訳や翻訳のプロになりたいというのであれば、この瞬間英作文の練習は非常に有効だと思います。英語でスムーズにコミュニケーションを取りたいのであれば、この練習はお勧めしません。音読・リピーティング・シャドーイングなど、「自動化」を促進する他の方法をお勧めします。

 

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