「聞き流すだけ」では絶対にダメな理由 #2

前回は、脳科学研究の入門的な知識から「聞き流すだけ」教材が大人には全く向かない学習方法、極めて効率が悪い学習方法であることを紹介しました。今回は、第二言語習得研究の入門的な知識から「聞き流すだけ」教材がなんでダメなのかについて紹介したいと思います。

ダメな理由 ②(第二言語習得研究入門の知識から):言語習得に必要な「インプット」と「アウトプット」の両方を満たしていない!

第二言語習得研究では、言語を習得するには「インプットとアウトプットの必要性」が必須だというのが有力な立場の一つです。これについても前に紹介しましたので、ここでは簡単に説明します(詳しくはこちら。)。つまり英語を習得するには、多く「聞き」「読む」こと(インプット)に加え、「話す」必要性に置かれる事(アウトプットの必要性)が必要だという事です。

ここで注意したいのは、第二言語習得研究で行っている「インプット」とは、当然、特に大人の場合は、「語彙の意味や文の構造を理解しながら聞くこと、読むこと」を指しています。単語の意味も文法も理解せずに、単に「聞き流すだけ」ではありえません。

また、「聞き流すだけ」では「アウトプットの必要性」は全く満たしていないので、ペラペラになる事は絶対に不可能です。話す必要がなかったので、聞いて理解できるけど話せない子どもの事例を以前紹介しましたよね(詳しくはこちら。)。

結論:「聞き流すだけ」教材は、脳科学研究および第二言語習得研究からみても全く非効率な学習方法。

このような教材を使用して少しでも効果を上げるためには、スクリプトの語彙(単語)や文法を完全に理解してから何度も聞き、何度も暗唱することです。つまりトップダウン・アプローチです。しかし、自分の意見とその根拠を自由に表現できるようになるには、基礎からの学習、つまりボトムアップ・アプローチと、アウトプットの機会をもつことが必要です。

次回は、英語ができる様にならない最大の理由!

 

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