テレビやラジオの英語講座の落とし穴!

テレビやラジオの英語講座で英語を学習している方も多いと思います。今回は、脳科学研究と第二言語習得研究の入門的な知識から、この方法で学習されている方への注意点をご紹介したいと思います。

NHKの番組は良質なものが多いですよね!

特にNHKが提供しているテレビやラジオの英語講座は、英語の習得に非常に役立つと思います。時事問題を題材にしたりドラマ風にしたりするなど、飽きさせない工夫をしており視聴していて面白く、かつリピーティングやシャドーイングなど、第二言語習得研究に沿った効果的な方法で教えている講座も多いと思います。様々なレベルのものが用意されており、一度視聴すれば簡単に自分に合ったレベルかどうかがわかりますし、自分のレベルに合ったものを継続的に受講すれば効果は確実に出るのではないでしょうか。

注意点①:よく使われる表現を覚えることがメイン。基礎の積み上げが別途必要。

しかしながら、これらの英語講座も、一般的な英会話学校と同じように、これだけでは効率的ではないと判断できます。なぜならば、よく使われる語彙やフレーズ、表現方法を覚えることが中心になりがちで、基礎を積み上げることにはつながらないからです。

以前ご紹介した通り、第二言語習得研究では「語彙と文法の組み合わせで無限の文を作れる様になることが理想」であり、そのためには語彙と文法、そして発音を基礎から学習することが必要となるからです。

注意点②:アウトプット(話す・書く)練習を別途やりましょう!

また、これらの英語講座では、インプット(読む・聞く)が中心になりがちで、あまりアウトプット(書く・話す)の練習にはならないのでははないでしょうか。このブログで何度も紹介していますが、第二言語習得研究の一つの有力の立場は、言語習得には「インプットとアウトプットの必要性」が必須と言われています。

注意点③:テレビやラジオでは、自分の発音のチェックできない!

最後に、自分の発音やストレス(アクセント)、イントネーションの矯正はこの様な講座を視聴するだけでは無理です。実際にネイティブに話してみないと判断できません。

また、ことば以外のコミュニケーションに影響を与える要素などもテレビやラジオで習得するのは難しいでしょう。ことばはコミュニケーションのツールの一つに過ぎません。ことば以外にコミュニケーションに影響を与える要素は沢山あります。例えば、ジェスチャーなどのボディランゲージやコミュニケーション上のマナーやルールなど、日本での常識が、英語圏では非常識なことは沢山あります。これらは別途学習していく必要があるのではないでしょうか。

次回は、脳科学研究と第二言語習得研究の知識から、独学で気をつけるべき点についてです。

 

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