多”読”の落とし穴!

英字新聞・雑誌、ペーパーバックなどをとにかく読むことに集中している方もいると思いますが、特に初級・中級者の方にはあまりおすすめできないと、第二言語習得研究から言われています。

多読とは、簡単にいうと「興味があることに関する簡単な本を徹底的に読むこと」です。

「多読」は英語の習得に非常に有効な方法の一つだと、第二言語習得研究では言われています。必須といってもいいと言われています。

なぜならば、多読は「自動化」を促す効果があり、更に未習の単語や文法項目も習得することが可能だからです。この多読の学習効果については、第二言語習得研究からも報告されています。

多読の効果を得るためには、読む本の選択が重要!

しかしながら、特に初級者の方々が注意すべきことですが、多読の効果を最大限に引き出すためには、個々の学習者のレベルに合った適切なものを選ぶことが非常に重要です。

第二言語習得研究からは、知らない語彙や文法項目が全体の5%程度以下のものでないと、それらの効果はあまり期待できないといわれているからです

初・中級者は多読の前に、先ずは基礎固めと英文の読み方の基礎を身につけること!

まずは、語彙や文法の基礎を固めることはもちろんですが、英文を前から理解していく(後ろから戻りながら訳さない)方法を身に付けることが必要です。特に初級者の方々が辞書を片手にやみくもに難しい英字新聞やペーパーバックを読むことは非常に非効率な学習方法です。

ただし、全く効果がないとはいいません。初級・中級の方々がこの方法で効果を上げたいのであれば、英文全ての語彙や文法項目を完全に理解してから何度も繰り返し読むことです。そうすれば、語彙や文法項目の理解の自動化も期待でき、英文を前から読むくせがつくことも期待できます。

しかし、この方法だけではインプットのみになるのでアウトプットの機会も持ちましょう。

次回は、多”読”ではなく、多”聴”の落とし穴について。

 

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[1] 門田修平(2012)「シャドーイング・音読と英語取得の科学〜インプットからアウトプットへ」」


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