英語習得にはアウトプットが重要!?

英語を効率的に習得する上で、最も重要なことの一つはバランスを取りながら学習することではないでしょうか。英語を効率的に習得するには、色々なことを行う必要があります。一つのことだけを集中してやっても英語を使えるようにはなれません。例えば単語だけ覚えても英語を使える様にはなりませんよね。ということで今回から数回にわたって、英語を効率的に習得する上で考慮すべき5つのバランスを紹介します。

インプットとアウトプットのバランス

インプットとは「聞く・読む」こと、アウトプットとは「話す・書く」ことでしたよね。なぜこのバランスが重要なのでしょうか。

言語学では有名はクラシェンのインプット仮説

言語学の権威である南カリフォルニア大学のスティーブン・クラシェンは、「言語習得は、母語も外国語も言語内容を理解することによってのみおこる」という、言語学の世界では有名な「インプット仮説」を提唱しています。つまり、言語を習得するにはインプットだけが必要でアウトプットは必要ないという事です。

言語習得には「アウトプットの必要性」に置かれることも必須という事実

でも、最近ではアウトプットも必要であるということが言語学の世界で有力な立場だそうです。以前の投稿で、アメリカに移住した日本人二世によく見られる「受容的バイリンガル」の話しを紹介しましたよね(詳しくはこちら)。子どもは学校などで英語が主要なことばになるので、家で親が日本語で話しかけても英語で答える。つまり日本語は聞いて理解できるけど話せなくなることが多いという事でした。

このことからもインプットだけでは言語習得はできないことが理解できます。少なくとも、アウトプットする必要性に置かれる事、つまり頭の中で話すリハーサルをする必要があるという事です。

インプットとアウトプットのバランスの取り方

でもやみくもにアウトプットすれば良いってものでもないそうです。なぜならば、第二言語習得研究から、基礎力がないうちからアウトプットを強制すると「変な」英語が身に付いてしまうといわれているからです。例えば、講師が学習者に無理矢理話させると、学習者は語彙も文法もめちゃくちゃな独創的な英語を創作することがあります。その、苦労して生み出した「変な」英語が、強烈な印象をもって脳に刻み込まれるそうです。たとえ講師によって修正してもらってもです。

それを避けるために、語彙と文法の基本を学ぶべき学習の初期はインプットを重視し、学習が進むにつれアウトプットも重視していくことが重要になります。学習の初期段階でのアウトプットで注意すべき点は、既に学習したことを使ってアウトプットすることです。

次回はボトムアップとトップダウン・アプローチのバランスについてです。

 

英会話ETNトレーニング法」をオープンしました。ETNで行われているトレーニングプログラムを公開しています。英会話は自主トレで上達します。(2016年12月15日追記)  

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英語習得にはアウトプットが重要!?」への1件のフィードバック

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