英語は半分くらいが定型表現!?

英語を習得する最も効率的な方法は、単語や文法、発音を基礎から学習し、流暢さを向上させていくこと(ボトムアップ・アプローチ)をメインとし、あくまで補足として、(ビジネスの)様々な状況でよく使われる定型表現の習得(トップダウン・アプローチ)を進めるという両方からアプローチすることです。これは第二言語習得研究から指摘されている事です。

ボトムアップがどれくらい重要かについては前回ご紹介しました。今回はなんで定型表現を覚える必要があるのかについてご紹介したいと思います。

英語の日常会話やビジネス英語の半分くらいは定型表現!?

米ピッツバーグ大学言語学科の白井教授は、「自然な表現を身につけるために、よく使う表現や、例文、ダイアローグなどを暗記することも効果的」と指摘しています 。実際に英語の日常会話は、2分の1から3分の1を何らかの定型表現が占めるといわれているからです。また、トゥルク大学(フィンランド)のマイク・ネルソン言語センター長は、「ビジネス英語のように特定の集団内で使われる言葉には、日常会話以上に定型表現が多い」と指摘しています[1]

定型表現を覚えることは効率的。でも丸暗記はダメ!

なので定型表現を暗記することは効率的な学習と言えるでしょうね。但し、丸暗記ではなく、語彙や文法構造を完璧に理解してから覚えることが重要です。なぜって?大人の脳は丸暗記は苦手だということを以前説明しましたね。

しかし、この方法だけで自分の意見とその根拠を自由に表現できるようにはなれない事は前回書きましたよね。ビジネスで想定される状況は無限にあります。その状況で想定される自分の意見とその根拠を全て覚えるには一生あっても時間が足りません。白石教授も、あくまで「補足として」と表現しているところに注意してください。

次回は大人が英語を習得するために必要な学習プロセスについて

次回は、大人が英語を学習する上で絶対にフォローすべき学習プロセスです。ある意味、今まで書いてきたことのまとめ的なものなので、絶対に読んでください。損はさせません!

 

英会話ETNトレーニング法」をオープンしました。ETNで行われているトレーニングプログラムを公開しています。英会話は自主トレで上達します。(2016年12月15日追記)

English Tutors Network は、ボトムアップとトップダウン両方からのアプローチを採用した効率的な英語の習得方法を採用しています。

 
 

[1] ニューズウィーク日本版編集部(2011)「英語超入門 仕事で本当に使える英語を身につける!」

 


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