「読む・聞く」学習だけでは英語は身に付かない!?

皆さん、英語の学習をするときに「読む」ことと「聞く」ことだけに集中していませんか?その方法では英語は身に付かないそうです!

今回から数回に渡って、第二言語習得研究から効率的に英語を習得するための具体的な方法を紹介しようと思います。まずは「アウトプット」の重要性からご紹介したいと思います。

英語を効率的に習得するには、多量の「インプット」に加え「アウトプット」が必要

米ピッツバーグ大学言語学科の白井恭弘教授は、「インプットが言語習得の重要なメカニズムであるということは言語習得研究の世界で否定する研究者はいない。しかしながら言語習得に必要な最低条件は、「インプット」に加え「アウトプットの必要性」[1]」であると指摘しています。

ちなみに「インプット」とは「読む・聞く」こと。「アウトプット」とは「書く・話す」ことです。

ただ聞けばいいってものではない!

ここで注意したいのは、白井教授のいう「インプット」とは、単に「聞き流すだけ」ではありえません。「語彙の意味や文の構造を理解しながら聞くこと、読むこと」を指しています。勘違いして、”あの” 教材を買わないでくださいね。おっと、すみません。

頭の中でリハーサルすることが重要!

「アウトプットの必要性」とは、実際にアウトプットすることが一番効果的ですが、少なくともアウトプットの必要性のある状況におかれること、そして頭の中でリハーサルする事が必要ということだそうです。

そういえば、脳科学入門からは、インプットを繰り返すよりも、インプットしたことを繰り返しアウトプットした方が脳に定着しやすいということもご紹介しましたよね。ということは、アウトプットは2つの意味で効果があると言う事ですね。

次回は、白井教授の書籍に載っていた、インプットだけでは言語習得ができないということを示唆する面白い事例を紹介します。

 

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[1] 白井恭弘(2008)「外国語学習の科学〜第二言語習得論とは何か」

 

「読む・聞く」学習だけでは英語は身に付かない!?」への2件のフィードバック

  1. 英語教師

    お久しぶりです。いつもおもしろく読ませていただいてます。

    あの教材w やっぱり人は楽な方に流れたがるんでしょうね。

    私も自分で勉強してみて、ますますアウトプットの重要さを感じています。

    例えば、バスの中で声を出して音読は難しいですが、意味を考えながらの脳内リハーサルはいつも心掛けています。

    ですが、やっぱり脳jを使うと疲れますね。聞き流したがる人が多いのも頷けます。

    要は、頑張った人が報われる、という大原則は語学にも例外なく当てはまるということでしょうね。

    記事の更新楽しみにしています。

    返信
    1. koichi oyanagi 投稿作成者

      いつもありがとうございます。
      頑張った人が報われるというのは仰る通りですね。
      一方で頑張ってやっても報われない教材やスクールが多いのも現状です。
      なんとかしたいものです。

      返信

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