ネイティブの話す英語が目標ではない !?

前回は、世界の英語人口のうち約78%が英語の非ネイティブ・スピーカーであることをご紹介しました。つまり単純に確率で考えると、英語でコミュニケーションをとる相手は、非ネイティブの可能性が高いということですよね。当然、アメリカやイギリスとの取引が多い企業に勤めているビジネスパーソンの方であれば、ネイティブと英語でコミュニケーションを取る機会が多いと思いますが、アジアへの進出を最重要課題としている日本企業も多いことを考えると、非ネイティブとのやり取りで英語が必要という方も多いのではないでしょうか。

英語非ネイティブの顧客にはネイティブよりも非ネイティブが対応した方が良い!?

実際のビジネスの現場では、非ネイティブの顧客に対しては、ネイティブよりも非ネイティブが対応した方がコミュニケーションが円滑になるということがよくあります。なぜなら、ネイティブは難しい語彙や表現を使いたがる傾向があるので、非ネイティブの顧客がプレッシャーを感じてしまうことが多いのに対して、非ネイティブはそれらの難しい表現を使いたくても使えないので、非ネイティブ同士でお互いに心地よさを感じながらコミュニケーションをとれるからだと思われます。

つまり、そのような非ネイティブと英語でコミュニケーションをとる場合に気を付けなければならないことは、あまり複雑な言い回しや、難しい語彙を使用しないということではないでしょうか。

ネイティブに対してもやさしい語彙を単純な文法や構文で組み立てたわかりやすい英語でOK 

では、ネイティブと英語でコミュニケーションをとる場合はどうでしょうか?下の図を見てください。非ネイティブは、ネイティブに対しても、無理をして難しい語彙や文法・構文を使う必要は全くないですよね。やさしい語彙を単純な文法や構文で組み立てたわかりやすい英語で、自分の主張とその根拠を理路整然と明確に表現できればよいわけですから。

英語ネイティブと非ネイティブの関係性

例えば、ミャンマーの指導者のアウンサンスーチー氏の英語をたまにテレビで聞きますが、彼女の英語は、語彙も文法も非常に単純で分かりやすい英語です。でもメッセージは非常にクリアで明確です。決してイギリス皇族の英語のような気高さはないかもしれませんが、非ネイティブの英語はそれでいいんだと思いませんか?

ネイティブがわかりやすい英語を使ってくれると期待してはダメ !

一方で、ネイティブが我々英語の非ネイティブに対して、わかりやすい英語を使ってくれると期待してはいけません。特にビジネスの世界では、最高レベルの英語を使うことで高い教養を持っていると思われたい人も少なくないからです。従って非ネイティブとしては、「聞く・読む」英語については、ネイティブがビジネスの世界で使用する標準的な英語、よく使われる語彙や表現を理解できるようにしておく必要があるということですね。

次回は、前回と今回書いたことを踏まえて、無駄な労力をさせて効率的に使える英語を習得するためには、どのような英語を目標にすべきかについて書きます。ETNのサイトもよろしく! (www.etn.co.jp)

 

英会話ETNトレーニング法」をオープンしました。ETNで行われているトレーニングプログラムを公開しています。英会話は自主トレで上達します。(2016年12月15日追記)  

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