英語は訳すな!

コミュニケーションのツールとしての英語を習得するには、日本語への訳し方を覚えるのではなく、英語という新しい言語を習得することに注力しましょう!どういう意味かわからない?説明させてください。

英語を日本語に訳しても理解できない場合が多い!

日本語と英語は全く違う言語です。ですから、”apples to apples” にはなりません。つまり、日本語の単語と英語の単語が全くイコールになることはないということ。確かに “cat” =「猫」の様に、全くのイコールな単語も名詞には多いです。しかし、英語の動詞・形容詞・副詞・前置詞・接続詞・助動詞などは、一つの日本語の単語で表せるものはまずありません。

単語だけではなく、センテンスもそうです。英語の文章を日本語に訳す際、またはその逆の場合でも、直訳すると意味がわからなくなることや、不自然な言い回しになることがよくあります

例えば、オフィスにお客様がいらした際「お座りになってください。」という日本語は自然ですが、その英語の直訳 “Please sit down” はお客様にとって非常に失礼な言い方になります。”Please have/take a seat.” が自然な言い方です。でも、今度はそれを日本語に直訳すると「どうぞ座席を持って/取ってください。」になり、これもまた不自然です。

英語を理解する際、日本語に「訳して」理解するという作業は、全く役に立たないことが多いということです。

英語を日本語に訳して理解していると英語が使えなくなる!

日本の中学・高校の英語の授業は「文法訳読方式」で英語を教えています。つまり、英語の文法を重視して、日本語に訳して理解するという学習方法です。この方法が、日本人がアジアで一番英語ができない国民にしたと言っても過言ではないでしょう。

日本語の語順と英語の語順は全く違います。従って、上記の文法訳読方式で、日本語に訳して英語を理解しようとすると、英文を後ろから戻り訳す必要があります。下記の例をみてください。

英語: ”Pizza is one of the most popular foods to come out of Italy.”

日本語訳: 「ピッツァは、イタリアから来た最も人気のある食べ物の一つです。」

この様に、主語の “Pizza” 以外は、後ろから戻り訳しています。この様なやり方で英語を理解するやり方は、書き言葉では可能です。しかし、このセンテンスを聞いた場合、聞いたことは聞いたそばから消えていきますので、戻り訳すことは不可能です。

つまり、英語を聞ける(使える)様になるためには、日本語に訳して理解するのではなく、英語を英語のまま、語順通りに理解する必要があります

訳し方を覚えるのではなく、英語という新しい言語をもう一つ習得するつもりで!

確かに、全く新しい言語を習得する際、学習の初期の頃は、我々日本人は、単語の意味を日本語で理解し、覚えなければ何も始まりません。英単語を覚えるには、まずは日本語の訳語を覚えることになります。

しかしながらある程度(最重要語2,000語程度)の単語の意味を日本語で覚えた後は、なるべく日本語を頭の中から排除すべきです。英語を使ってコミュニケーションする際は、英語を英語のまま理解し、英語で考え、それをそのまま英語で表現するということを目標にすべきです。

つまり、コミュニケーションのための、ツールとしての英語を習得するためには、または、英語を使える様にするためには、「訳す」という作業に注力するのではなく、新しい言語をもう一つ習得するということに注力すべきです。

 

英会話ETNトレーニング法」をオープンしました。ETNで行われているトレーニングプログラムを公開しています。英会話は自主トレで上達します

無駄な学習をしていませんか?科学的根拠に基づいた効率的で正しい学習方法で、レッスンと自主学習をフルサポート。English Tutors Network

English Tutors Network サイト

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です