イギリス英語は単語数2,000〜3,000語で十分!?

今回は、引き続き覚えるべき英単語数についてです。英単語ってどれくらい覚えれば良いんでしょうね?今回は神戸大学の石川准教授の研究結果を紹介します。

神戸大学の研究によると2,000〜3,000語で85〜90%を占めていた。

下の図を見てください。神戸大学の石川准教授は、イギリス英語の「コーパス」を調べた結果、「レマ単位」で、2,000〜3,000語で85〜90%を占めていたと発表しています。「コーパス」とは、電子化された言語テキストの集成体・言語データベースのことです。石川准教授は、「International Corpus of English」というイギリス英語のデータ・ベースを使用したそうです。

また、「レマ単位」とは、文法ルールに則って変化する語(「活用語」)は一つの語として数えますが、「派生語」は含まれません。例えば名詞・代名詞・形容詞などの「活用変化」(名詞「apology」と「apologize」など)や、動詞の「活用変化」(「sing」「sings」「sang」「sung」「singing」など)などは「活用語」とし同じ語として数えられます。

イギリス英語コーパスの語彙数カバー率

前回紹介したイギリスの調査では、「活用語」も「派生語」も含む「ワードファミリー」で、ある経済学のテキストを調べたら、2,000ワードファミリーで82.5%を占めていたことを紹介しました。今回のレマ単位は「派生語」は別の語として数えたのにも関わらず、ほぼ同じ結果が得られています。

話しことばは書きことばよりも使われる単語数が少ない。

また、石川准教授は、話し言葉と書き言葉の違いも調べていますが、上の図では、話し言葉の方が、書きことばよりも、少ない語数でより高いパーセンテージを占めていることがわかりますよね。つまり、話しことば(話す英語)の方が書きことば(読む英語)よりも使われる単語数が少ないということです。

以前、使える英語(話す・書く英語)は、理解できる英語(読む・聞く英語)よりも範囲は狭くてよいということを書きましたが(こちらを参照)、英語のネイティブも、使える英語の範囲は、理解できる英語の範囲よりも狭いということがわかりませんか。

次回はアメリカ英語の場合の、覚えるべき単語数についてです。

 

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