英単語は最重要語を狭く深く学べ!?

英単語を覚える際に一番気をつけなければならないのは、「どの」単語を「どれくらい」学ぶかです。以前、アメリカの名門大学で使われている英語や、イギリスの某大学の経済学のテキストの英語でも、最重要語2,000ワードファミリーで80%はカバーすることを紹介しましたよね。では、その2,000語を一通り覚えたら次は何をすれば良いのでしょうか?

知っている単語の「数」より「深さ」が重要!

実は、一定以上の語彙を覚えたら、その後は頻出語の使われ方を深く学ぶ方が効率がよいと主張する言語学者は少なくありません[1]語彙力と読解力の関係を調べた実験では、知っている単語の「数」以上に、語についての知識の「深さ」が読解力と強い相関関係にあったといいます。どんな語や句とセットになりやすいか、どんなニュアンスを持つかなど総合的な知識をつけることが有効と指摘しています。

単語数だけを増やすことに注力せず、最重要語を深く学ぶこと!

これは以前も紹介しましたが、イギリスの言語学者であるSutarsyah, Nation and Kennedyがある1冊の経済学のテキストを調べた結果[2]、最重要語2,000ワードファミリーで82.5%を占めていたそうです(詳しくはこちら)。そのテキストの総単語数は295,294語だったそうですから、その最重要語は何度も使われていたことになります。

でも、いつも同じ意味やニュアンス、使われ方をしていたわけではないはずです。例えば「take」は「out」「in」「over」「 off」などの副詞や前置詞がつけばぞれぞれ全く別の意味を表します。また、前回紹介した「base」という単語が使われていたとしても「台座、軍の基地、支持母体、出発点、野球の塁」など毎回違う意味で使われている可能性もあります。

つまり、最重要語2,000語を覚えたといっても、それぞれの単語の一つの意味・使われ方しか覚えていなければ、82.5%の単語を理解することは不可能と言うことです。

 

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[1] ニューズウィーク日本版編集部(2011)「英語超入門 仕事で本当に使える英語を身につける!」

[2] I.S.P. Nation (2001) “Learning Vocabulary in Another Language”

 


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