実録・英語学習法講座 by ETN(3)

ETNの企業向けの英語研修は、小職による「英語学習法講座」から始まります。その講座を「そのまま」4回に分けて、ここでご紹介したいと思います。

今回はその第3回目です。ご参考になれば幸いです。なお、4回に分けて読むのはじれったいという方は、全体を弊社のサイト「英会話ETNトレーニング法」で公開しています。

それでは「英語学習法講座」の第3回目開始です!

 

英語学習法講座(3)

 

TOEICに特化した学習は非効率?

現状多くの企業がTOEIC(ここではL&Rのこと)の点数を気にしています。従って多くのビジネスパーソンの方々がTOEICの点数を上げようと必死に勉強しています。しかしながら、結果は下記のグラフの通りです。

TOEICアンケート

 

雑誌「PRESIDENT」が実施したこのアンケートでは、TOEIC730点以上の方々(つまり730〜990点の方々)のうち、半数以上の方々が、英語で簡単な商談や取引もできないと答えています。これが本当だとしたら(本当です。)、TOEICで高得点を取る意味があるといえるでしょうか?

なぜこの様なことが起こるのか。それは、TOEICが「読む・聞く」というインプットの能力のみを測るテストだからです。読むこと、聞くことができるが、話せないから簡単な商談もできない。仕事で使えないということになるのです。仕事で使える英語力、つまり話せる様にもなるためには、インプットだけではなく、アウトプット(話す・書く)のトレーニングが必要です。

加えて、人間の脳は、インプット(読む・聞く)を繰り返すより、アウトプット(話す・書く)を繰り返した方が効率的に学習できるといわれています。要するに、TOEICに特化した学習は非効率であり、かつ話せなくなる可能性が高いということです。

英会話スクールでは不十分?

TOEICで高得点を取っても話せないから仕事で使えないという方々の多くが、次に向かうのは英会話スクールです。しかしながら、英会話スクールも注意が必要です。

英会話スクールでのビジネス英語の教え方は、大抵ロールプレイです。電話、接客、プレゼンテーション、ミーティング、交渉など、ビジネスで想定される色々な状況において、よく使用される決まった表現(定型表現)をロールプレイで覚えさせるという方法です。この方法は、確かに即効性はあります。なぜなら、ある統計によると、ビジネスの世界で使用される英語の三分の一から半分程度は定型表現が占めるといわれているからです。従って、定型表現を覚えることは効率的に英語を習得するには必要なことです。この学習方法をトップダウン学習といいます。

しかしながら、仕事で必要とされる英語力というのは「自分の言いたいことを自由に表現できる英語力」です。その英語力は、定型表現をいくつ覚えれば獲得できるでしょうか?いいえ。定型表現をいくら多く覚えたとしても無理です。その英語力を獲得するためには、言語の基本要素である、単語・文法・発音の3つを組み合わせて無限の文章を作れる様になる必要があります。この学習方法をボトムアップ学習といい、第二言語、ここでは英語を習得するメインの学習となります。

仕事で必要な英語力を獲得するには、ボトムアップとトップダウン学習の2つが必要ということです。英会話スクールでは不十分だということ。

最も効率的な英語の学習方法?

まとめると下の図のようになります。ボトムアップ学習を基本として、トップダウン学習も補足として行う。そして、それぞれの学習を進める上では、インプットトレーニングだけではなく、アウトプットトレーニングも取り入れていくことが、最も効率的な英語の学習方法であると断言します。

効率的な英語の学習方法

 

冒頭「自動化」が重要というお話しをしました。それが何かは後でご説明しますが、その「自動化」の前にしなければならないことがあります。それは、ボトムアップ学習での言語の3つの基本要素である、単語・文法・発音に関する知識の習得です。次にこれらについてお話ししますが、それほど難しいことではないということがご理解できると思います。

これで英語学習法講座の第3回を終了します。次回が最終回ですのでまた読んでください。

 

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