英会話ETNトレーニング法 25:リフレージングの効果と方法

ETNで実際に実施している英語・英会話トレーニング方法の25回目です。今回は、具体的なトレーニング方法の9回目で、「リフレージング」についてです。一人でもできる自主トレーニング法ですので、是非やってみてください。

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リフレージングの効果

  • 日本語を介入させないで、様々な言い回し(表現方法)を使えるようにするトレーニング。

  • 色々な言い回しや表現方法を頭の中に蓄積し、使えるようにすることで、スピーキングの流暢さを向上させる。

  • 英語を英語のまま理解し、その英文を他の英文に(日本語を介入させないで)言い換えることで英語脳を強化できる。

リフレージングの方法

  1. 自分のレベルにあった音源付きの英文を用意。
  2. 1文ずつ音源を再生し、スクリプトを見ないで、意味を意識しながら聞き、同じ意味になるように別の英文に言い換える。
  3. 理解した意味を、別の英文1文で表現することが難しい場合は、2〜3文に分けて表現してみる。また、頭の中で作文することが難しい場合は書き出してみる。
  4. リフレージングする前にリピーティングをしてみても良い。

 

リフレージング用サンプル英文

スティーブ・ジョブズ:スタンフォード大学卒業式スピーチから(上級者向け)

 

SAMPLE-1 音源

SAMPLE-2 音源

SAMPLE-3 音源

 

SAMPLE-1 スクリプト

I had the surgery and thankfully I’m fine now.

surgery /sə́ːrdʒəri/ (名) 手術 ⇨ have a surgery: 手術を受ける

thankfully /θǽŋkfəli/ (副) 幸いなことに

SAMPLE-2 スクリプト

This was the closest I’ve been to facing death, and I hope it’s the closest I get for a few more decades.

This was the closest I’ve been to facing death: “This” は、手術を含めた一連の出来事のこと。“the closest” は「一番近いところ」の意。次の “I” 以下がどのような「一番近いところ」かを説明している。 “closest” の後に “place that (関係代名詞)” を入れると理解しやすい。“have been to 〜” は「経験」を表す現在完了形で「〜行ったことがある」の意。 “facing 〜” は “the closest (place)” を修飾して「〜に直面する (一番近いところ)」の意。全体の意味は「これは、私が今までに経験した、死に直面した一番近いところ」の意。

decade /dékeid/ (名) 10年

I hope (that) it is the closest I get for a few more decades: “hope” の後に “that” が省略されている。 「私は “that” 以下のことを望む」という意味で “that” 以下は将来を示すがここでは現在形が用いられている。 ここは “closest” の後に “place where (関係副詞)” を入れると理解しやすい。“get” は「至る」の意で、 “get to” と “to” があれば “place that” と関係代名詞が入るが、ここでは “to” がないため関係副詞が入る。 “for a few more decades” は「更に二、三十年の間は」の意。

SAMPLE-3 スクリプト

Having lived through it, I can now say this to you with a bit more certainty than when death was a useful but purely intellectual concept

live through 〜: 「〜を通って生きる」から「(危機など) を乗り切る」の意。

Having lived through it, (I can 〜 ): 分詞構文。 “(As) I have lived through it,” 「私はそれを乗り切ったので」を簡潔にしている。

with /wíð/ (前) ここでは「~を備えて」の意。

bit /bít/ (名) 少し ⇨ a bit more 〜: もう少し〜

certainty /sə́ːrtnti/ (名) 確実性 ⇨ with certainty: 確信も持って

purely /pjúərli/ (副) 単に

intellectual /ìntəléktʃuəl/ (形) 知的

concept /kɑ́nsept/ (名) 概念

I can now say this to you with a bit more certainty than when death was a useful but purely intellectual concept: “this” はこの文の次に続くことばのこと。 “a bit more 〜 than when …” で「…の時よりも、もう少し〜」の意。

 
 

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