まとめ:脳科学と英単語の覚え方

英単語がなかなか覚えられないと嘆いている方にお会いすることがあります。どの様にしたら効率的に英単語を覚えることができるのでしょうか?今回から数回にわたって、その方法をご紹介していきたいと思っています。先ずは、脳科学の知見を応用した効率的な英単語の覚え方から始めたいと思います。

英単語は聞いて覚えろ

脳科学では、目の記憶より耳の記憶のほうが脳に定着しやすいといわれています。耳が不自由な人は、言語の発達が遅いという事実を考えれば理解できます。理由は、「進化の過程で、動物は目よりも耳を良く活用してきたので、耳の記憶は目の記憶よりも強く心によく残る」からだといいます 。

この脳の特性を鑑みると、意味とスペリングを思い浮かべながらCDを聞く方法は脳科学的にも理にかなった英単語の覚え方であると言うことができます。更に、聞くことで発音やストレス(アクセント)、例文を聞けばイントネーションやリスニングも同時に学習できます。CDの音声を聞いた後に、意味を思い浮かべながら実際に声に出して発音することも記憶と自動化に効果的があります。

シナプスの特性を活かした英単語習得法

脳内には数百億個のニューロン(神経細胞)があり、それらをつなぐ役割をになうシナプス(神経回路)がありますが、そのシナプスを活性化させると記憶力が向上することがわかっています。人間の脳は、事象と事象が連合されると普通より弱い刺激でシナプスが活性化する性質をもっているといわれています。言い換えると、脳は、他の知識と関連づけて物事をよく理解したときだけ、それをしっかり記憶するという事です。

単語を文脈の中で覚えるようにすることは、他の知っている単語や、その文章全体の内容などと関連づけることにもなるので、脳科学的にも非常に有効な方法であると指摘されています。

脳の性質を理解してから英単語を覚えろ

東京大学大学院の池谷准教授(脳科学)は、「脳は合理的なので、無意味なことに余分なエネルギーを使わない。理解することは、知識を消化するということ。知識が消化されればその知識を使ってまたさらに多くの事を理解できる。そして数多くの事象が次々と神経回路の中でつながって、さらに記憶力が増強される。 」と指摘しています。

脳は、他の知識と関連づけて物事をよく理解したときだけ、それをしっかり記憶するという事。既に指摘した、単語を文脈の中で覚えることに加えて、語源を意識することも脳科学的にも有効な方法ということです。

 

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