日本語訳:
「話すことを理解している人は、パワーポイントを必要としない。」〜スティーブ・ジョブズ
ビル・ゲイツはジョブズが死去した日、次の様に述べている。
「スティーブのように深い影響力を与えられる人間は、めったにいない。その影響はこれからの多くの世代にも受け継がれるだろう。」
英語解説
People who know what they are talking about:
この全部が主語。関係代名詞「who」以下が「people」を説明している。また、関係代名詞「what」以下が「know」の目的語。→「What 以下を知っているPeople (= they)」
日本語訳:「自分達 (= people) が話していることを知っている人」
what /hwʌ́t/ (先行詞を含む関係代名詞) ~するもの[こと] ⇒ what = the thing which
what they are talking about:「彼ら (= people) が話していること」
talk about 〜 (群動詞) 〜について話す
need /níːd/ (動) ~する必要がある
この一文の動詞。文の構造が理解しづらい場合は、「who〜about」までを省いて読んでみると理解しやすい。⇒ People don’t need PowerPoint.
PowerPoint (固有名詞) マイクロソフトのプレゼンテーションソフト
今更ですが、スティーブ・ジョブズってどんな人?
マイクロソフトのビル・ゲイツは同じ1955年生まれということもあって、独特のライバル関係にあったと言われています。世間では確執が語られることも多いですが、自他ともに認める友人でもあり、ビジネスのみならずプライベートでも関係が深かったことが知られています。互いにビジネスの才覚については高く評価していたと言われています。
1997年8月のマック・エキスポでは、議決権のない株式譲渡と技術提携を条件に、マイクロソフトから1億5000万ドル (約150億円) の資金提供と、Mac版のMicrosoft OfficeとInternet Explorerの提供を受けることを柱とした業務提携を発表しています。
最大のライバルと思われていたビル・ゲイツが、エキスポのゲストとしてスクリーンに登場すると、何も知らなかった観客にはブーイングする者も多かったそうです。しかし、この提携が一定の役割を果たしたのは事実であったとのこと。
「英会話ETNトレーニング法」をオープンしました。ETNで行われているトレーニングプログラムを公開しています。英会話は自主トレで上達します。(2016年12月15日追記)