「表現のための実践ロイヤル英文法」の内容と使い方

子ども(臨界期前)は文法を学習しなくても言語は習得できます。しかし、臨界期を過ぎた大人が第二言語を習得しようとするのであれば、文法を学習した方が圧倒的に効率的です。なぜ子どもと大人では違うのか。このブログをずっとご覧頂いている方であればご存知ですよね。そう、子どもと大人の脳の性質が違うからです。詳しくはこちら。今回は、ビジネスパーソンに適した文法書「表現のための実践ロイヤル英文法」をご紹介します。

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「表現のための実践ロイヤル英文法」[旺文社]

表現のための実践ロイヤル英文法

¥2,100+税 例文暗記CD付属

本書の内容は以下の通りです。

  • ネイティブ感覚を身につけて「標準英語」を話し、書くことができるようになることを目標としている。

  •  文法の解説は、上記の目的から、枝葉末節的なこと、および一時的に流行している俗語などは取り上げていない。

  •  全24章の各章末に、基礎的問題の「確認問題」と、TOEIC形式の「実践問題」を掲載。

  •  付属の「英作文のための暗記用例文300」は、本書から抜粋した必須の英文(短文)300が掲載されており、CDにはそれらの音声を収録。すべて、英文を書くために暗記すべき英文ばかりとしている。

硬派な文法書。きっちり復習したい方にオススメ。

「枝葉末節的なことは取り上げていない」とありますが、「総合英語フォレスト」と比較すると、文法項目毎に、より詳細な説明が掲載されています。

中学や高校1年程度の文法から復習したい方にはあまり適していません。TOEIC600点以上の方が、辞書的に使用するには良い文法書だと思います。

各章末の問題については、「確認問題は初学者でもできるようにしてある」とありますが、決して簡単な問題ばかりではありません。

例文は、すべて信頼でいる新聞・雑誌・ガイドブックその他幅広い分野から、コンピューターで検索したものを、ネイティブが検証、修正したとあります。コーパスを活用していない様なので、実際よく使用される表現なのかどうかという点で、それらの選定に多少の不安はあります。

従来の英語教育のなごりが。。。でも使用方法を間違えなければ良い文法書です。

付属の「英作文のための暗記用例文300」には、「書く・話す」ための例文と日本語訳、そして「書く・話す」ための簡単な説明が掲載されています。この説明と、「Point」毎の、●箇条書きの説明が、頭の中で英作文する際の非常に良いヒントになります。

付属のCDの「CD1」には、上記「暗記用例文300」の日本語訳 → 英語(ゆっくりめ)→ 英語(ナチュラルスピード)の順に録音されています。「CD2」には、英語(ナチュラルスピード)のみ収録されています。

「暗記用英文300」は、本書から暗記に適した基本的英文を、筆者の経験を基に選び、必要の応じ、やさしく書き直したものとあります。「経験に基に」というところが若干気にはなります。

また、「暗記用例文300」を日本語から英文にできるように練習することを推奨しています。これは従来から日本の中学・高校で行われている英作文の授業のやり方そのものであり、ETNはお勧めしません。英語を使用する際、頭から日本語を排除しない限り、英語でスムーズにコミュニケーションできるようになることは不可能だから。

 

「表現のための実践ロイヤル英文法」を使用した英会話自主トレーニング方法は「英会話ETNトレーニング法」で。ETNで行われているトレーニングプログラムを公開しています。

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