まとめ: 第二言語習得研究と英単語の覚え方

今回は第二言語習得研究の知見を応用した英単語の覚え方のまとめです。効率的に英単語を覚えたいとお思いの方、是非読んでみてください。

文脈で英単語を覚えることを科学的に分析してみると…

前回脳科学の観点から単語を文脈で覚えることの有効性を指摘しました。第二言語習得研究の観点からもそれは非常に有効だと言われています。

米ピッツバーグ大学言語学科の白井教授は、単語を文脈の中で覚えるようにすることは、他の知っている単語や、その文章全体の内容などと関連づけることにもなるので非常に有効な学習方法であるといいます。

また、文脈のなかで覚えるもう一つの効用は、単語そのものの意味以外の情報、たとえばコロケーション(前後にどんな単語がくるか)とか、文法情報とかも同時に関連づけて覚えられるということだといいます。

英単語は語源で覚えろ!

英単語は語根、接頭語、接尾語で構成されています。語根は中核的な意味を表し、接頭語と接尾語が付加的な意味を表す。語根のもとの意味を意識して単語を覚えることは、ものごとを関連づけて覚えることになるので有効です。

例えば、「port」という単語はもともと「運ぶ」という意味で、そこから「港」という意味になり、「im=in」という接頭語がつくと「import」輸入、「ex=out」がつくと輸出になります。また、「able」という接尾語がつくと「portable」運べる、「er」がつくと「porter」運ぶ人になります。その他、「report」「transport」「sports」など20以上の単語が「port」という語根から派生。「port」という語根を覚えると、同じ語根、接頭語、接尾語をもつ単語を関連させて覚えることができます。

English Tutors Network は、英単語学習のための語源サイトを運営しています。このサイトは、語源の辞書サイトではなく、語源によって英単語を覚えてもらうためのサイトです。一度のぞいてみてください。www.etn.co.jp/etymology/

訳語が沢山ある英単語の覚え方

ビクトリア大学ウェリントン校(NZ)のポール・ネーション教授は、複数の訳語がある場合は、全てに共通する中核的な意味を探す習慣をつけると良いといいます 。

例えば「base」には「台座、軍の基地、支持母体、出発点、野球の塁」などの訳語がありますが、「基盤となる大事な場所」というニュアンスな共通しています。共通点について徹底的に考えることで、単語の意味が残りやすくなるといいます。色々な訳語を関連づけることになるからです。

全てに共通する中核的な意味・ニュアンスこそ、ネイティブ・スピーカーがその単語に持っている意味的な感覚なのです。そのようなネイティブ・スピーカーと同じ感覚を持つことが最終的な目標です。

 

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