まとめ:大人の英語習得法

今回は、このブログのタイトルでもある「大人の英語習得法」です。このブログのメインテーマのまとめですので、一人でも多くの方にお読み頂けると光栄です。

ビジネスパーソンの英語学習法の王道とは!?

語彙・文法・発音の知識を基礎から意識的に学習し、その知識を無意識的に使えるように自動化することをメインとして、ビジネスでの決まりきった言い回し(定型表現)を例文の暗記で補足していくことがビジネスパーソンの英語学習法の王道です。

定型表現を覚えるだけでは、自分の言いたいことを自由に表現できるようになりませんが、ビジネス英語のように特定の集団内で使われる言葉には、日常会話以上に定型表現が多い(フィンランド トゥルク大学のマイク・ネルソン言語センター長)と言います。しかし例文の暗記はあくまで補足です。 

語彙と文法の組み合わせで無限の文を作れますか!?

英語で仕事ができるようになるには、自分の意見を英語で自由に表現できなければなりません。それには、単語と文法の組み合わせで無限の文をつくれるようになることが理想です。そのためには、語彙や文法、発音などを基礎から習得していくこと、そして「読む・聞く・書く・話す」ことを流暢にできるよう練習することが必要不可欠です。

多くの英会話スクールやビジネス英語の教材は、このような、言語を習得するための基礎的なプロセスを無視して、よく使われる表現を丸暗記させることだけに注力させ、それは簡単にできると吹聴しているものが多くあります。定型表現をいくら覚えても自分の意見を自由に表現することはできません。ご注意を。

脳科学からも定型表現の丸暗記はダメ!?

脳科学研究から、段階を分けて覚えれば学習効率がよくなるといわれています。東京大学大学院の池谷准教授(脳科学)は、「学習の手順をきちんと踏めば、より早く覚えられるという脳の性質も重要。学習手順には慎重に気を配った方が賢明。」と指摘しています。「いきなり高度なことに手を出すよりも、基礎を身につけてから少しずつ難易度を上げていった方が、結果的には早く習得できる。」といいます。

基礎的な語彙や文法項目の学習をせずに、難しいこと、語彙も文法構造も理解せずに定型表現を丸暗記していく方法は非効率ということ。

英語習得のプロセスは「理解→記憶→自動化」

臨界期(6〜12歳と諸説ある)前の子どもは、無意識的に言語を習得します。一方で大人は、理解して、その理屈を覚え、その学習した知識を何度も繰り返すことによって注意を払わなくても無意識的にできるように「自動化」する必要があります。このプロセスが大人の言語の習得には欠かせないというのが第二言語習得研究の一つの有力な立場です。

この学習プロセスは、脳科学研究の立場からも効率的であることがわかっています。次回から、その理由を脳科学の立場でご紹介したいと思います。それではまた。

 

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