以前、本書の内容の説明とコメントを掲載しましたが、今回は具体的なおすすめ使い方をご紹介したいと思います。ご参考になれば幸いです。
おすすめ英語教材まとめサイトはこちら。
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英語で仕事ができるようになるには、自分の意見を英語で自由に表現できなければなりません。それには、単語と文法の組み合わせで無限の文をつくれるようになること。そしてそれを正確に発音できるようになることが目標です。
英単語を覚えて、文法と発音を学習しても、それだけではその目標は達成できません。それら3つの基礎知識を、無意識的に、かつ「自動的」に使えるようにする必要があります。これを第二言語習得研究では「自動化」といいます。脳科学では「エピソード記憶」の「手続き記憶」化といいます。
例えば、英語で流暢に会話するためには、「相手が発する単語の発音を聞き取って、その意味を理解し、構文や文法構造を解析した後、適切な単語を選び、構文・文法に沿って組み立てて、適切な発音を選び発話する」という処理を「自動化」する必要があります。
今回は自動化トレーニングについての最終回です。米ピッツバーグ大学言語学科の白井教授、米ブリガム・ヤング大学のニール・アンダーソン教授、関西大学大学院言語学教授の門田教授の3名の言語学者の見解をまとめています。ご参考になれば光栄です。
米ピッツバーグ大学言語学科の白井教授は、コミュニケーションのための英語を習得するには、全文を日本語に訳して内容を理解する文法訳読方式は非常に効率が悪い方法だと指摘しています。泳げるようになりたいのに、腕の動かし方とか、息継ぎの仕方ばかり練習して、実際に泳ぐ練習をしないようなものだといいます。
単語はある程度覚えた。文法も大体大丈夫。でも話せない。。。こんな悩みを持つ人も多いのではないでしょうか。今回は、流暢に話せるようになるための『音読』のやり方とその効果についてです。ご参考になれば幸いです。
英語の流暢さの向上(自動化)には、トレーニングが必要だということを以前紹介しました。今回はその自動化促進のトレーニングに便利なサイトで、特にアメリカ英語ならというサイト「VOA」の英語学習サイトをご紹介したいと思います。先ずはどのようなサイトなのか見ていきましょう。(2017年1月12日更新)
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音読・シャドーイングの効果的な方法をご紹介してきましたが、今回は多読です。多読の効果を否定する言語学者はいないといわれています(詳しくはこちらで)。
ここでは、国際多読教育学会理事の古川昭夫氏が推奨している多読の方法をご紹介します。多読は英語力向上に非常に効果的です。しかしながら、特に初級者の方が読むことだけで語彙力を上げたり、文法力をつけていくことには限界があることも事実です。最重要基本語や基本文法項目をおさらいしてから多読を始め、更に多読を進めながら平行して語彙・文法理解の増強も進める方が効率的でしょう。